便秘と胃痛の関係。何が原因?

便秘になると腹痛が起こるの原因とは!?腹痛がある時の注意点

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腹痛が起こる理由はさまざまなものがありますが、便秘もその中の1つです。

 

便がなかなか出ないからといりみすぎると腹痛が起きたり、ご飯を食べると腹痛が起こる場合もあります。

 

また、お腹が酷く張っていて、ふとした瞬間にズキっと腹痛を感じることもありますね…。

 

中には、便秘が原因で立っていられないほどの激しい腹痛に襲われて救急車で運ばれる人もいます。

 

では、便秘になるとどうして腹痛が起きるのでしょうか?


腹痛の原因は、腸にたまった便とガス!?腹痛はSOSのサイン

腸が、何らかの要因によって正常に働かなくなってしまい、便が腸に溜まってくると、腐った便から有毒なガスが発生します。
また、腸内環境が悪くなり、悪玉菌が優勢の状態になることでもガスが発生。

 

腸内は、腐敗した便とガスが充満した状態になります。

 

これが、周囲の血管や臓器を圧迫することによって、腹痛が起こります。

 

腹痛があるほどの便秘は、腸内環境がかなり悪い状態にあるので、早急に便秘を改善するように行動を起こしましょう。

 

便が固まりすぎると激しい腹痛に襲われることも…

便は、大腸でゆっくりと必要な栄養素や水分が吸収されて、程よい硬さになって排出されるのが普通ですが、便がなかなか排出されずにいつまでも大腸の中にいると、残っている余分な水分や脂質まで吸収していしまい、便が硬く小さくなっていきます。

 

そのまま放っておくと、便はどんどん硬くなってたまっていきます。

 

硬くなる分、周囲を圧迫した時の傷みも増しますし、腸が詰まって腸閉塞(イレウス)になる危険性が高まります。

 

腸閉塞(イレウス)は最悪死亡する可能性のある怖い病気

腸が詰まると、立っていられないほどの激しい傷みに襲われると言います。

 

救急者で病院に運ばれ、腸の中にたまった便を摘出する手術が行われます。

 

1年ほど、便秘薬を服用していた20代の会社員女性は、腸閉塞(イレウス)を起こした時周りに人がいなかったために、
そのまま亡くなってしまったそうです。

 

彼女のお腹にたまっていた便は、コンクリートのように硬かったと言われています。

 

便秘体質になると、このような命に関わる危険が、気がつかない間に迫ってくることになるんです。

便秘薬が原因?思わぬ腹痛の正体。

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実は、便秘薬を服用したことによって激しい腹痛に襲われることもあります。
便秘解消のために飲んだ下剤で腹痛って、なんだそりゃ。

 

でも、私もコーラックは身体に合わないようで、激しい腹痛に襲われたあげくにウンともスンとも出ませんでした。

 

下剤は、無理に腸を刺激して排便させる仕組みなので、そもそも身体への負担が大きく、胃腸が弱っている時に服用すると腹痛を起こすことがあります。

 

市販のものを試す時は、薬剤師さんに相談しつつ、少なめの量から飲んで見るのがおすすめ。

 

…とは言っても、そもそも下剤を使用すること自体を私はあまりおすすめしません。どうしても今すぐ出したいという場合だけは頼ってもいいでしょう。

 

下剤は何回も使用すると腸が刺激になれてしまって、「自分で働かなくても勝手に便が出る」と勘違いして余計に動かなくなり、慢性的な便秘体質になる可能性があることを忘れないで下さいね。

 

便秘による腹痛があるときに不溶性食物繊維は要注意!

便秘解消や大腸がんの予防、宿便の排出など、お腹に嬉しい効果が満載の食物繊維ですが、便秘による腹痛がある時には、この食物繊維も注意してとらなければなりません。

 

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、通常は2:1のバランスで摂取するのが望ましいとされています。

 

不溶性食物繊維は水に溶けにくく、水分を吸収しお腹の中で膨らんで、腸のぜん動運動を刺激。排便を促す作用があります。
膨らむ際に、腸内の老廃物や宿便も一緒に絡めとってくれる働きがあるので、胃腸が健康な人には是非とってもらいたい食物繊維です。

 

しかし、重度の便秘によって胃腸が弱っていると、不溶性食物繊が腸内で膨らんでも、体外に排出できずに、膨らんだまま腸内に留まってしまうことがあるんです。

 

こうなると、ただでさえ便とガスで充満している腸内に不溶性食物繊維が膨らむことで、胃腸はいっぱいになり、お腹の張りや、腹痛などの症状が悪化してしまうのです。

便秘による腹痛には、まず腸内環境を良くすることが重要

とにかく、胃腸に負担をかけないように日頃から気をつけておくことが必要です。

 

そして、以下の3つのポイントを意識しながら便秘解消を目指してください。

  • 冷たい食べ物・飲み物は避け、お腹を冷やさない
  • 胃腸に刺激的なものは避け、イモ類などの不溶性食物繊維を食べ過ぎない
  • 善玉菌やビフィズス菌、オリゴ糖、水溶性食物繊維を積極的に摂取する

 

肉類や魚などの動物性タンパク質は、腸内での腐敗が早いために、便秘の時にたくさん食べるのはおすすめしません。
腐敗が早い分、腸内環境を悪化させやすいからです。

 

タンパク質は、大豆などの植物性のものを中心にし、油も、オリーブオイルやアボカドなどの植物由来のものから取るように意識しましょう。

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