便秘薬が効かないと危険!?下剤の正しい使い方

下剤を飲み続けると便秘が治りにくくなる!?

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便秘ぎみになるとすぐ市販の下剤に手をのばす人も多くいますが、下剤は飲み続けると便秘が治りずらい体質になってしまうのを知っていますか?

 

最近、便秘薬が効かないから、飲む量を増やしている・・・というアナタ、

 

それはとっても危険な行為です。

 

 

市販の下剤は確かに効果が出やすいですが、下剤で便を出しても、便秘の解消には繋がりません。

 

そして飲み続けることで、下剤の効果がなくなってしまうと、さらに便秘が悪化しやすくなり、
最悪の場合、腸閉塞のような死に至る病気が発症する危険もあるのです!!

 

ここでは、本当は怖い下剤の副作用と、下剤の正しい使い方について紹介します。


下剤の副作用を理解して使用しましょう!

 

市販の下剤は、薬の力で腸を刺激して便を出す、刺激性便秘薬になります。

 

この刺激は、薬の力で無理やり腸に与えられるものなので、

 

腸からしてみれば、便やガスがたまって具合が悪く寝込んでいるときに、突然、薬にたたき起こされるようなもの。

 

最初うちはこの刺激で便を出せるかもしれませんが、何度も薬がやってくると、腸も疲れ果てて起きることができなくなっていきます。

 

また、腸は「前のように自分が働かなくても、薬がやってくれば便は出るんだ…」と勘違いして、働かなくなってしまうのです。

 

 

便秘のそもそもの原因は、腸が何からの原因で正常に働かなくなること。

 

 

つまり、下剤は、飲み続けることによって逆に便秘の原因になってしまうんですね。

 

他にも、子宮収縮作用や、善玉菌を減少させるなどの副作用があり、身体に決して良いとは言えません。

 

また、もともとお腹が弱い人は、下剤を飲んでも腹痛があるばかりで、便が出ないというケースも少なくありません。

 

下剤を飲み続けていると命に関わる病気になる危険が!?

一番気を付けたいの病気は、便秘による腸閉塞(イレウス)です。

 

腸閉塞は、便が腸内に長期間たまって固くなり、その便が腸を詰まらせてしまう病気。

 

腸が詰まると、立ってはいられないほどの痛みが襲い、病院で便を取り除く手術が行われます。

 

しかし、これが間に合わなくなると、死に至るとても危険な病気です。

 

便がでないまま腸内で固くなってしまうことが主な原因ですが、便秘薬を飲み続けても、固くなった便は余計に出ずらくなるばかり。刺激による腹痛が酷くなるケースもあります。

 

実際に、便秘による腸閉塞で亡くなった20代の女性は、1年間便秘薬を服用していたと言われています。

 

しかし、結局便秘は解消されず、一人だった部屋で腸閉塞を起こし亡くなってしまいました。

 

≫頑固な便秘が続くと腸閉塞(イレウス)に要注意!最悪死の危険も

 

下剤は、継続的に飲み続けるものではありませんし、体質や便秘の状態によって効果的な飲み方も異なります。

 

便秘が続くからと言って安易に下剤に頼ることはやめましょう!

下剤の正しい使い方と、下剤が効かない便秘の解消法

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まず、下剤を使う時は以下のような状態の時のみです。

  • 1週間以上続く便秘をリセットさせるため
  • 便秘による吐き気が酷いなどの緊急時
  • 医者に下剤を進められた・処方された時

下剤は、便秘による症状を止めたり、これ以上便秘を悪化させないために1回だけ使用する、という感覚で使うのがおすすめです。

 

また、妊婦さんの使用厳禁は当然ですが、
普段から冷たいものを飲むとお腹が痛くなったり、ゆるくなりやすいなど、お腹が弱い人には下剤はおすすめしません。

 

便は無事に出るかもわかりませんが、結構な腹痛が来ることを覚悟したほうがいいと思います。

 

逆に、普段から下痢や腹痛はなく、冷え性でもないという人は、下剤の効果が比較的出やすいでしょう。

 

 

また、刺激性の下剤でなく、便を柔らかくするタイプのマグネシウム系の便秘薬もあります。
こちらは副作用として便が柔らかくなりすぎて下痢になる可能性がありますが、薬剤師さんに相談して使用するのもありです。

 

 

下剤を飲む時間帯は、なるべく朝。

 

 

朝早くおきて、ご飯を食べる前に飲むのをお勧めします。

 

ご飯を食べると、消化運動がはじまることで排便運動が弱くなる傾向にあるためです。

 

朝は、1日の中で排便運動が最も活発な時間帯。

 

出すなら、朝です。

 

 

下剤が効かない便秘はどうしたらいいの?

とにかく、1回でも下剤を使用して出なかったら、それ以上の下剤の使用は止めましょう。

 

胃腸がかなり弱ってしまっている状態で、便秘によって腸内環境が悪化しています。

 

なので、胃腸に負担をかけない生活習慣や、腸内環境を良くする食生活を心がけましょう。

 

例えば、

  • 睡眠を十分にとる
  • 消化に悪いものは食べない
  • お腹を冷やさないよう気を付ける
  • 常温の水をこまめにとる

など。

 

便秘が続いているのに、お肉ばっかり食べていることはありませんか??

 

また、冷たい野菜や果実ばかり食べても、胃腸が冷えてしまうのでよくありません。

 

 

なるべく温かいか常温で、お腹に優しい食べ物を意識してください。

 

例えば

  • うどん
  • 納豆
  • オクラ
  • お豆腐
  • ワカメ
  • バナナ
  • ヨーグルト
  • 大根おろし
  • リンゴ
  • 生姜湯

など。ホットココアやホットミルクもおすすめですよ♪

 

また、お水をレンジで温めてお白湯として1杯飲むと、
腸が温まって活発になり、また固い便をほぐす効果もあるのでお勧めです♪

 

 

そして、腸内環境を良くするビフィズス菌、オリゴ糖、乳酸菌、クエン酸などを積極的に取り入れましょう!!

 

上記で紹介した食べ物の中にも、納豆菌やアミラーゼなど、腸内環境を整える成分が豊富なものがたくさんあります。

 

便秘の原因は、ほとんどの場合が生活習慣にありますから、食べ物や生活を少し工夫するだけでも以外と効果がでたりするものです。

 

また、どうしても手軽に便秘を治したいのであれば、乳酸菌やオリゴ糖などの、腸内環境に特化したサプリメントをとりましょう!!


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